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農業

サトウキビ栽培と製糖業

開拓以来、燐鉱石採掘事業が盛んに行われていた北大東村ですが、閉山後はサトウキビ農業に切り替わり、今では村民の生活を支えています。広々と区画整理されたキビ畑ではオーストラリアから導入した大型キビ刈り機ケーンハーベスターにより大規模な生産がおこなわれ、農業従事者の高齢化や労働力不足を補っています。また近年では馬鈴薯の栽培が始まり、サトウキビとの輪作でより高品質な作物の生産に力を注いでいます。

サトウキビ畑の風景

収穫の機械化・JAの役割

北大東村では、ハーベスタという機械が導入されていることから、サトウキビの収穫は100%機械化されています。また、ハーベスタの多くをJA北大東支店が保有しています。
サトウキビ生産では、以前は刈り取りをはじめとして、多くの人手が必要でしたが、北大東村では、現在、植え付けや刈り取り作業はJAが受託し、自動プランター・ハーベスタ(刈り取り機)など、機械化が進んでいます。
これによって、農家は、除草・防虫・土寄せ・肥料・かんがい用ホースの設置・改修など品質向上のための管理に集中できるようになりました。
最近の収穫増は品質の管理に対する農家の意識が高まった成果とも言えます。

サトウキビ収穫の様子

製糖工場

昭和33年の設立以来、島内の唯一の製糖工場として村の経済を支えている北大東製糖。ハーベスターの伴走車に係る経費の負担や、公正な品質取引をおこなうために「さとうきび品質測定システム」を導入するなど、あらゆる方面から糖業の発展に貢献しています。島内交通に欠かせない石油製品の販売などを関連企業が手がけており、村民の暮らしを支えています。

製糖工場

お問い合わせ

経済課
TEL:09802-3-4033
FAX:09802-3-4406